記事内に商品プロモーションを含む場合があります
1. はじめに
タクシードライバーとしての経験を活かし、次のステップとして独立開業を考えている方へ
このブログでは、横浜での個人タクシー事業者としての開業方法や、その際の注意点、そして開業に必要な条件などを詳しく解説します
2. 個人タクシー事業者のメリット
- 効率的な営業:自らの判断で最適な営業方法を選べます。
- 自由な営業時間:自らのライフスタイルに合わせた営業時間や休日を設定できます。
- 法人タクシー経験の活用:これまでの経験を活かし、自らのビジネスとして運営することができます。
ただし、全ての業務と責任は事業者のもの
運行管理、車両整備、健康管理など、多岐にわたるタスクをこなす必要があります
3. 横浜での開業方法
- 新規許可:営業区域に新たに参入する方法。ただし、横浜市内では現在中止中。
- 譲渡認可:既存の個人タクシー事業者から事業を引き継ぐ方法。現在も試験が行われています。
4. 必要な資格要件
以下の条件を満たす必要があります。
- 年齢制限:申請日現在65歳未満
- 運転の経歴:有効な第二種免許を所持し、タクシーやハイヤーの運転経験が10年以上
- 運転記録証明:3年間、もしくは5年間の無事故・無違反の記録を安全センターから取得
- 開業資金:約210万円の自己資金を確保
5. 個人タクシーになるための年齢の条件
35歳未満の場合
- 10年以上、申請営業区域で同一のタクシーやハイヤー会社に継続雇用。
- 過去10年間、無事故・無違反。
35歳以上40歳未満の場合
- 申請営業区域でのプロドライバーとしての経験が10年以上。ただし、トラックドライバーの場合は20年必要(50%換算)。
- 上記の期間中、タクシーやハイヤーの運転経験が合計5年以上(3年は連続必須)。
※過去5年間無事故・無違反の場合、40歳以上65歳未満の条件が適用。
40歳以上65歳未満の場合
- 過去25年間の内、プロドライバーとしての経験が10年以上(トラックは50%換算)。
- 過去3年間の内、2年以上が申請営業区域でのタクシーやハイヤーの運転経験。
総じて、年齢層が上がるほど、開業に必要な要件は比較的緩和される傾向があります
個人タクシーを始めるための要件をしっかり理解し、夢の実現に向けて計画的に進んでください。
6. 開業の手続き
- 受験申込み:法令及び地理の試験を受ける。
- 合格後の手続き:合格者と譲渡人をマッチングし、譲渡申請を行い、資格要件等の書面審査が行われる。
- 許認可:許可書の交付、または認可証の交付を受ける。
- 運輸開始:タクシーとしての運行を開始する。
7. まとめ
横浜の個人タクシー開業は、その大きな自由度と、自らを表現する機会としての魅力が人々を惹きつけています
しかし、その自由度と魅力に隠れがちなハードルの高さも忘れてはなりません
開業には、数多くの法的要件や運営上の知識、そして経済的なリスクが伴います
それだけの責任とリスクを背負うことは容易なことではありません
しかし、計画的な準備と真摯な情熱をもって取り組めば、それらのハードルを乗り越え、成功の道を築くことが可能です
夢を現実のものとするための挑戦は簡単ではありませんが、あなたが目指す夢の実現を心から応援しています
開業を検討している皆さん、このチャレンジが人生の中で最も価値のある経験となることを切に願っています
ABOUT ME
横浜在住/30代/タクシードライバー
タクシー歴は10年以上にわたり、道路上のエキスパートとして活動しています。オフの日は読書や映画鑑賞に没頭。このタクシーサイトを通じて、皆さんに有益な情報を提供したいと思ってますのでよろしくお願いします!